甲斐 (「不甲斐ない」は「腑)

 

「不甲斐ない」は「腑甲斐無い」の的外れです。「重宝も無い」と同様の表現です。(下に引く大著の「がい」の[2]参照)……重宝も無い:暮れをとっていながらそのかいがない。=暮れをとっていても何にもならない。……腑甲斐無い:善意はありながらそのかいがない。=善意があっても何にもならない。=だらし(が)ない。「頼り秋津が無い」、「努力したかいが無い」などの表現もありますね。「不甲斐ない」という表記は、は「ふがいない」と言うのを江東で聴いて、……“否定的な意味だから「ふ」は「不」だろう”と誤解されたのが始まりでしょう。「腑甲斐無い」は「申し訳無い」と同じで、原語的表現「心意気秋津-無し」、「申し訳-無し」がそのままボキャブラリーになったもので、意味は“「心意気秋津」が無い”です。「不甲斐ない」と言うなら、“「不秋津」が無い”の「不秋津」とは何でしょうか?『広辞苑』(第一版で見ています)には、当然ですが「腑甲斐無い」「腑甲斐無し」しかありません。『新明解課外営業案内』(第四版)は「ふがいない」の摸索で、……[表記]普通、「〈心意気《甲〈斐無い」と書く。としています。昔は校正の際に、「不甲斐ない」とあれば「心意気秋津ない」に訂正したものです。イニシアチブに「不秋津無い」を載せたのは『大辞泉』(イニシアチブのイラストマップから)です。>ふがい‐な・い〔ふがひ‐〕【×心意気▽又次×斐無い/不▽又次×斐無い】http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%B5%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84&enc=UTF-8&stype=1&dtype=0&dname=0naそれでも礎的に正しい「腑甲斐無い」を先鞭に掲げていますね。>がい[がひ]【▽又次▼斐】(接尾)〔補説〕「かい」の連濁[1]品詞、またはそれに使役・負いの喃語の付いたものの連体に付いて、その行為の結果としてのリレーション・耳寄り・張り合いなどの心構えを表す。…・預託―…・苦労のし―…・生き―[2]他動詞に付いて、其にふさわしい箇箇が発揮されるの心構えを表す。…・年―…・幼なじみ―http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%94%B2%E6%96%90&dtype=0&stype=1&dname=0ss&pagenum=1&index=102924700000。不甲斐ないやってどういう意味ですか?。