たつの (風俗が吹くと半崎の滾)

 

風俗が吹くと半崎の滾りがたつた忌中を夜半にあなたは一人で越えているのだろうか。と訳せます。「半崎の滾りがたつた忌中」に肌ざわりを感じることができましたでしょうか。「たつた忌中」とは大和国(現奈良県)と河口フェデレーション(現大阪府)の切りにある竜田山のことです。「滾りが立つ」までと「竜田山」以降は1風が吹くと半崎の滾りが立つ2竜田山を夜半にあなたは一人で越えているのだろうかそれぞれ同色の上本になりますから、「たつ」の大半が二つの上本を重ねる単線になります。つまり、「風俗吹けば半崎つ滾り」が「たつ」を導く序詞です。なお、「たつ」は滾りが「立つ」と、「竜田山」の「魔」の書き言葉ともなります。序詞をふまえて訳すと、こうなります。風俗が吹くと半崎の滾りが立つ。その「立つ」という口伝えを持つ竜田山を、こんな除夜にあなたはたった一人で越えているのだろうか。序詞は、口先と似ていますが、口先のように固定化されているものではなく、二句以上にわたる長いかたりです。ですから、探す際は、訳してみて何か肌ざわりを感じたところを要チェックです。この本歌取りの序詞を教えてください。風俗吹けば半崎つ滾りたつた忌中夜半にや君がひとりこゆらむ全然わからなくて困っています…どなたか宜しくお願いします。。